2011/12/06

悲しみよこんにちは ~ 荒雄川C&R区間

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 街路樹の銀杏が黄金色に染まり、川辺に留まる秋色も冬に向かってモノトーンの深みへと向かうにつれ 釣り心が次第に渇いてゆく のは毎年のコトながら、、、震災後の秋は 沈殿する寂寥 が心に深く沁みています。

 そんな 重苦しい寂寥 を振り払おうと、河川の全面禁漁が目前に控える霜月・11月中は僅かでも時間が空いたならクルマに飛び乗り、 荒雄川C&R区間 での鱒釣りへと・・・旅に出続ける日々。

 寒々とした景色に溶け込み、孤独な鱒釣りを無心に繰り返すうち、、、大雨に降られる中・・・また、冷たい北風の吹く中での一瞬一瞬に生かされている実感を噛み締めていました。 


 仙台~荒雄川の往路そして復路、それぞれ90分程となる孤独なドライブの寂しさは自分が辛かろうと・・・・・震災後、初めてとなるCD音源を福島県相馬市にあるレコードショップ「モリタ・ミュージック」より直接購入。

 実は・・・ダミ声系アーティストが好きな自分にとって気になっていた・・・療養明けの 桑田佳祐 のライブを直接観たというモリタ・ミュージック社長に 今回どうでした? と聞けば『 すごいヨガッタぞ! 』と絶賛することしきり。
さらに・・・2011年2月発売の9年振りとなったニューアルバム 「 MUSICMAN / 桑田佳祐 」 の初回生産限定盤 “MUSICMAN” Perfect Box ( ファンが探し回っているらしい? ) が店に1枚残してあるから、後で届けるよ・・・と。

 まあ、そんな訳で幸運にも入手したアルバム「 MUSICMAN / 桑田佳祐 」の音を毎回聞きながら、11月の仙台~荒雄川往復を繰り返していたら。。。 

 或る夕暮れ、荒雄川辺の釣りで強い北風と冷たい雨のダブルパンチに見舞われ、ずぶ濡れのまま震えながらクルマを転がして急ぐ帰り道のコト・・・

  ♪ Hallo, my loneliness and good-bye, my loveliness.
  愛しい人さえも去っていったよ
  ひとりぼっちで雨に打たれて
  心で願うのは…
  “孤独(ひとり)じゃない”と知ること
  何故かな? ♪

 ・・・・・アルバム MUSICMAN 収録曲 「悲しみよこんにちは / 桑田佳祐」 より 

 車載音源から・・・暖かな桑田佳祐のダミ声が穏やかな4ビートのベースをバックに流れ、凍てつく車内に ひっそりと沈殿していた寂寥 を追い出してゆく。。。

自ら無心に音楽そして毛鉤釣りへと打ち込んだ時代が次第に蘇り、出逢ったあの顔、この顔と行方定かでない仲間との風景を思い返すうちに、、、不意に涙がこぼれていました。


 この11月に繰り返した荒雄川C&R区間への釣り旅は、自らへ新たな境地をもたらしたようです。


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 晩秋の荒雄川では、極小型のトビケラ・ピューパの流下時刻まで、静かに川辺で待ち続けた者だけが・・・川辺の祝福・・・を授けられる。。。そんな難しくも愉しい釣り。

 水面直下をイレギュラー・ドリフトしながら、、、時にピクピク・・・と微かなイマージングを演出したなら。。。。。デカイ!のが水底から躍り出て来る。。。 

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 雨の日も風の日も、、、また吹雪いた日もあった荒雄川辺での鱒釣り。。。

こうして、それぞれの鱒と画像で再会すると、その一瞬一瞬が釣り心に蘇って来るようです。

 もう既に暦は師走に突入し、また生きてゆくため、そして仕事の雑事にあれこれ忙殺されています。

 『 心は時の風に吹かれた! 』  
ある音楽アーティストの為に、いつか書き下ろしていたコピーを皆さんに。

 過ぎて来た記憶の中に今も生き続ける魚、、、明日の川辺で出逢うであろう魚、、、釣り心もまた時の風に吹かれて。。。

 来るシーズンもそんな心誘う風が吹いてくれるコトを祈りながら。。。
良い旅を。。。


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2011/11/06

オペレーション・タイトロープ ~ 荒雄川C&R区間

 厳しい暑さが続いた8月の記事投稿より既に50日ほどが経過・・・。
沢山の川風が傍らを無言で吹き抜けて、、、そして本当に久しぶりとなった 晴/雨.Blog の更新記事をタイプしています。

 あの震災以降、リカバリの為の業務資金のコトやら、、、これからの暮らし向きのコトやら、、、身内の闘病のコトやら、、、体がいくつ在っても足りなくなるような難問への対応に忙殺されるウチ、、、何だか・・・自らのココロと体のあちこちがオカシクなってキタ。。。

この8月で齢48になり・・・まあ、いい加減歳を喰って枯れ始めてるワケだから、疲労回復が遅れて無理も利かないトコへ来て、、、若いままのつもりでそんなモロモロの対応に全開で走り廻ったのが、、、この秋に大きな反動となって、、、ダウン・・・そんな次第。

 正直、、、9Xティペットで60オーバーのギンギンにローリングする野生鱒と渡り合っているような心もとない状況続きで、、、危地においてとっさのカバリングが上手な「ドラッグ・システム(危機回避策)」が自らの人生にも必要だったと・・・つくづく思い知らされましたヨ。。。

 紅葉も静かに仙台の市街地へ訪れ始め、朝晩の寒さも次第に厳しくなって来るようです。
皆さんはどんな秋を迎えていますか?


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 さて、この11月・霜月を迎えると連日続く穏やかな秋晴れの下で・・・鱒釣りに出てみようか・・・と、、、夏以降置き去りにしていた釣り心も僅かに蘇って来て。。。

 秋晴れとなった午後、無理やりコジ空けた僅かな時間、、、クルマを飛ばして 荒雄川C&R区間 へと駆け付けていました。

 何せ、、、毛鉤を巻く時間も無いまま、、、突然「荒雄川」への釣り旅を決心したものだから、毛鉤のタマ数は夏以前のまま。。。  フライ・パッチに引っ掛けていた「広瀬本流の山女魚サンプリング採捕」作業時の状態。。。

 え~と、、、マダラ系のNymphFly各サイズが2本ずつと、、、シマトビケラ・スパークルピューパが小さめのサイズを僅かに残しているだけ。   ・・・というコトは・・・水面下を探るのみ。。。


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 息子達との夕食支度の時間を計算すると、、、戻り道100分は掛かる勘定だから「どうしても17時には荒雄川辺を出なければいけない。」、、、僅かに現地滞在3時間だけとなる慌しい久しぶりの鱒釣りでも、、、荒雄川は祝福してくれたようです。

 未だ自らが若き頃、「NymphFly」の釣りの難しさと奥深さに触れ、[僅かな成功と数多くの失敗]に行き来して釣り心を大いに燃え立たせた記憶が久しぶりに蘇ってきました。


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 そうさナ・・・・・危うげな綱渡りが続く人生もまた [僅かな成功と数多くの失敗] の繰り返しか。。。

11月の良い釣り旅を。

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2011/08/10

一平じいさんの夏山女魚 2011

 仙台宮城ICから東北道を北上し、岩手内陸部の北上で分岐する秋田道を西に進むと、緑豊かな奥羽の山並みが目前にそびえ立っている。

 緑濃い奥羽の山並みを縫いながら秋田道をさらに進み、、、横手、、大仙(大曲)、、そして秋田市南部を流れる思い入れ深い「岩見川」を越え、秋田市内の岳父宅まで260km・約3時間のドライブ。

 この6月、、、食事の際に異変を感じた・・・病院嫌いの・・・岳父が、近所の病院に駆け込み診察を受けてみると、掛かり付けの医師が「ここでは手に負えそうにないので、診断・治療設備が整う大きな病院に向かってくれ。」と告げ、その紹介状を手に数箇所の大病院へ数日ずつ通って、最終的に診断されたのは「進行している食道癌」だった。。。
  
 今は亡きカミさんとの結婚を機に、、、この16年ほど、、、互いが大好きな山女魚釣りを仲立ちに、心通う釣り仲間として・・・岳父とは実の親子以上に「釣りキチ」としての親交を秋田の渓にて重ね。。。

岳父と釣り旅をするごとに、漫画『釣キチ三平』の登場人物・一平じいさんが何故か岳父とダブってしまう・・・そんな深みのある釣り人像。。。  「一匹、一匹を吟味して釣れ。」を地で行く釣り姿。。。

 息子として、また、深い親交のある釣り仲間として、、、今は思い付く全ての言葉を呑み、、、闘病を始めた岳父の傍らに寄り添うのみ。。。

抗がん剤を飲み始め、在宅治療で幾分日焼けが薄くなった岳父は、自分の姿を認めるなり開口一番 『この春、、、やっとバーサンを説得して、新らたにゴアテックス・ウエーダーを大枚はたいて買ったのに、未だ3、4回しか川で使ってない!』 なんて、、、いつも見せる朗らかな笑顔まじりに叫んだ。。。


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 8月上旬。 息子たちを乗せ、ふたたび秋田の岳父宅まで。 

岳父が抗がん剤を点滴治療のため、明日から再び入院となる朝早く。。。
岳父宅から静かに起き出し、毛鉤道具を携え、岳父が気に入りの「B川」へと向かってクルマを走らせる。

 前夜、夕食の席で、、、最前の抗がん剤治療が効奏したのか、、、ビールを少々愉しんだ後、、、普段通りご飯をお代わりする岳父が『病院の食事がまずくてナ。 入院すると味も素っ気もないおかずになるのがツライ。 この2ヶ月ほどは山女魚で晩酌もできない。 』と嘆いた。。。

「お父さんなら、、、山女魚の塩焼きが毎夕食のオカズに付くなら、大人しく入院もしてるんでしょうね・・・。 アハハ・・・。」なんて応える自分が居て。。。  思い付いた!


 B川の夏山女魚なら・・・・・ 闘病する岳父の夕飯のオカズにふさわしい。。。


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 午前5時45分にB川辺へ到着。

猛暑・少雨に大きく渇水したB川を眺めると、川原には多くの足跡、いつもの入渓口では綺麗に葦が踏みならされて。

 「それでも、、、岳父の今晩のおかずに1つだけ良い山女魚を付けてあげたい。」

プレッシャーに弱い俺だが・・・・・まあ、、、でも、、、棟方准教授からのサンプリング協力依頼に比べれば、、、1つだけで良い訳だから。。。

 R.L.Winston DL-4 7'6" #3 へ Lamson LS1.5 いつもの道具建てから DT#3 を静かに引き出し、B川で毎夏活躍する クリップル・ビートル#21 を 7X の先糸へフリーノットで結束して準備完了。。。

 後は、、、結果を出すのみ。。。
極度に渇水して、透明度の増したB川の底石・木陰・藪キワを、遠目から毛鉤を投射し、さらに打ち返し、一つずつ丁寧に探ってゆく。
 

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 幾つ目のプールで、だったか・・・・・。

覆い被さる木陰に暗く写りこむ緑を背景に流れるクリップル・ビートル#21が、プール・ヒラキのカケアガリから悠然と浮上して来た夏山女魚に密かに捕食されて・・・・・。

 大型の山女魚が水面直下で静かに反転潜行するのを見届け、、、

 ラインを滑らせるようにして、穏やかなセットフック。。。

  グウンッ!    乗った。。。


 川面の直ぐ下に大きな白銀が煌き、、、水晶のような水の中、明るい底石の上を山女魚が重厚な疾いローリングで流れ下って行く。。。

  グッ、、グッ、、、  キューーーーウンッツ、、、、、
 
 R.L.Winston DL-4 7'6" #3は強く撓り込み、太くコシの在る山女魚のローリングに応酬している。。。


 こいつだ!  この夏山女魚が・・・良い。。。


 B川に感謝し・・・・・岳父の回復を祈りながら、、、夏に輝く山女魚をシメ、、、丁寧に腹を割く。。。

そして、山女魚がこの暑さで痛まないうちにと・・・渓を駆け上がり、釣り姿のままクルマを走らせた。


 クルマから出ると、、、玄関口に岳父は待っていた。
『 B川だったか。。。 朝、あんたが出る時に気付いたが、釣りはどうかと気になってナ。。。 お陰で、早くから庭仕事してた。。。   それで・・・オッ! これは良い山女魚だナ。 さっそく、今晩の晩酌用に。。。 』


 B川の川風が自分を通り過ぎて、、、久しぶりの夏山女魚に喜ぶ岳父の姿に一瞬、一平じいさんの面影が重なりました。
「一匹、一匹を吟味して釣れ。」を地で行く釣り姿。    

 いずれ・・・再び、B川での岳父との釣り旅を祈りながら。。。


 初秋の良い釣り旅を。。。皆さんも。。。
 

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2011/08/05

やませ風吹く夏

 7月中あれだけ続いた厳しい暑さは、8月に入ると一転して肌寒さを感じるような冷涼な日々。

オホーツク海に居座る高気圧から日本の南海上にある低気圧・前線へと吹き込んでくる冷たい「やませ」風が、東北太平洋沿岸の地域へそんな肌寒い夏の日をもたらしている。

 不安定な天候で仙台上空では連日の曇り空続き、山沿いでは朝晩の霧雨・にわか雨が。。。

 そう云えば・・・・・ここ10年程はそうでもなかったが・・・・・自分が毛鉤釣りを始めた頃の仙台では梅雨からお盆にかけての天候って、毎夏こんな肌寒さが続いてたか?
 そうそう、、、やませ風の吹き続く夏は、低水温による水生昆虫の羽化が続くおかげで夏眠に入らないまま大型に育った山女魚釣りが愉しめたっけナ。。。と記憶にある仙台の「冷たい夏」を思い出していた次第。

 
 奥羽の山並みに冷たい「やませ風」が吹き募り、尾根沿いに低い雲が垂れ込め、ミルクを流し込んだような濃い霧雨が降り続く。。。

 夏の陽を謳歌した山の緑も今は凍え、林間に冷たい静寂が訪れている。。。8月


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 7月の猛暑の下、夕暮れ時だけだから・・・と、暑さをこらえてウエーダー着用で少しだけ川沿いを偵察方々歩いてみたら、、、あっという間に汗がダラダラ、、、次第に意識が遠のいて行き・・・熱中症に。


 やはり・・・なァ。。。
若き頃の自分とは、経験や知識で勝っても、体は意のままにとは行かないか。

■ 『俺は釣りが好きだから、命を賭けたくないんだよ。 死ぬと、釣りの時間が短くなるからな』
   トラウト・バム / ジョン・ギーラック ◎東 知憲 訳 ( つり人社 )    より 一部抜粋

   
 うん、、、強く・・・同感する!  賛成だ!

 そんな訳で、老い始めた体をサポートすべく沢登りの優れものウエアをあれこれ探し廻って、結局 ファイントラック社 フラッドラッシュそして フラッドラッシュアクティブスキン を見付け、早々に購入。
 
 さっそく、暑さの居残った渓に分け入り、ザバザバ・・・バシャバシャ・・・あれこれと濡れて試したけれど、着用感そして清涼感と保温性は本当に革命的。。。  
夏の暑さの下で透湿ウエーダーを着用した時の快適性は比べものにならない。

 これまでこの快適さを知らなかったコト・・・は本当に悔しいゼ!

 若き頃の自分にも、、、是非に着用をお勧めしたいと。。。声を大にして云う。
釣りに向かう時間が充実するコト請け合いデス。

肉体的・精神的に 苦しさ を感じる釣りはいけない。
時に、大モノを逃したツラサ・・・は経験してもネ。。。

 
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 やませ風の吹く8月、、、天気図を眺めると・・・ふたたび夏の暑さも戻ってくる気配。

戻った夏の陽の下で、快適な8月の釣り旅を。。。


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2011/07/25

6月の旅そして7月の無常

 厳しい暑さが訪れた先の6月25日は、亡きカミさんの3回忌。

丁度、ホームリバー・広瀬本流の川止期間にもあたっており、、、来る夏ごとに、、、山女魚釣りが好きで後先見えなくなる馬鹿なダンナがカミさんの命日を忘れないで居るよう・・・最後まで心配りしてくれたのか?と考えさせられるような日取りの配置。。。

 そうさナ・・・、、、いつもそんな優しい気配りの女(ヒト)だったか。。。
思い出と無常が心の内へと交互に訪れては、ない交ぜになった6月。。。


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 7月を数えてから・・・厳しい暑さで日に日に渇水に向かう広瀬本流での山女魚釣りは心神喪失気味の自分にはキツク感じられて、、、深緑の木陰にある穏やかな流れを求めて孤独に浸透して行く渓行きを。。。

 無心なまま、渓を遡行し、流れに揉まれ、汗でズブ濡れになって、毛鉤をポイントへ向かって投射する。。。

 記憶に残るカミさんが同行二人となる静謐な夏の釣り旅・・・・・。  


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 先夕、、、日没には未だ早い時刻、、、鈍い曇り空の下を遡行した先の大堰堤下に控える暗緑色のゴウゴウという流れ。  無心に・・・シマトビケラを模した極小型のヘアカディスを投射すると・・・流れに揉まれた毛鉤を密かに捉えたのが 岩魚と山女魚のF1 となって、この太い流れに育ち続けた超大型の「イワメ」。

 岩魚でもなく・・・山女魚でもない・・・  しかし、、、自分に何かを伝えに現れた・・・今を生き続ける魚。


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 足元に静かに横たわった「イワメ」の上顎より丁寧に極小型のヘアカディスを外すと・・・亡きカミさんの面影が優しく頷いて、、、、、再び、流れに帰って行く「イワメ」を同行二人、いつまでも見送っていました。


 そろそろ7月も末。。。

心の傍らには、広瀬本流の懐かしい川風が蘇ったようです。
この夏も、、、良い釣り旅を。。。

 

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2011/06/13

熱き6月

 6月の夕立が足早に去って往くと、、、先ほどまで初夏の陽差しが照り付けていた広瀬本流の川面に黄昏時の涼やかな風が吹き始めたようです。

 今夜の晩飯は何にしようか?・・・ライズが期待できそうな夕暮れの広瀬川面を眺めながら買い物の思案中。

 この6月は父子3人が揃って多忙な折。。。
中学3年の上の息子は、テニス部の中総体・団体/個人戦の出場選手。  同じく、小学6年になる下の息子が、少年サッカーチームで背番号1を背負う正GK・守護神。  息子たちも目標へと向かってトレーニングする毎日。

 自らを熱く出来るモノゴトに出会える喜び、、、は幾つになっても変わんないナ。。。

おかげで、毎夕食時は、テニス部の練習中のハプニング、、、欧州サッカーリーグの移籍ネタ、、、そして山女魚釣りの話題で盛り上がっている。。。

 親子というより・・・歳の離れたオトコ3人が互いの「熱きハナシ」に耳を傾け、それぞれが悲喜こもごもに共感している・・・そんな食卓の風景。。。  時に、下の息子からの指摘にナルホド!と心から感心してみたり。。。

 ま、、、未だ毎日が危ういCamp生活ですから、、、こんな風にして気遣いのある息子たちが釣り馬鹿なオヤジに配慮してくれるようになってました。

 熱狂する6月。。。  HOTになれてますか?


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 6月下旬の10日間は、渓流区を除く広瀬本流の 川止め期間 に突入。

そんな訳で自宅裏での山女魚釣りも前半戦は残り僅かな日々に。
18時30分のオトコのサンプリング作業タイムリミットまで、引き続き頑張らネバ・・・。


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 6月の良い釣り旅を。。。


■ 拾い物 情報 ■

JR長町駅前 / 中国料理「楓林」(ふうりん) のご主人・S氏が 名取川支流・小屋の沢 にて「C&Fデザインのフライボックス」<グレー色>~グリフィスナット等のミッジパターンが綺麗に並んで居る状態~を拾いました。

お心当たりの方は、中国料理「楓林」(ふうりん)まで連絡をどうぞ!


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2011/06/10

18時30分のオトコ

 その後、、、広瀬本流の水位も僅かに下がってきたようです。
同時に白濁していた水色も澄みはじめて、山女魚をサンプリングするには頃合も良い感じ。。。

 いよいよ、、、広瀬本流における「熱狂の6月」も本格的に巡ってキタ!ようです。


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 自宅裏を流れる広瀬本流だと、父子3人が揃って夕食支度を始める18時30分ギリギリまで流れに立てるのが美点。
でも、6月の日没時刻は19時を大きく過ぎてからだから、夕暮れ前後『黄昏』の興奮冷めやらぬトビケラの釣りまで愉しめないのが難点。

 未だ、午後の陽も中天に高い午後5時頃、、、毛鉤釣り支度をフル装備 + サンプル一時収容用の鮎フネを腰にぶら下げて、、、なんて格好で玄関から出撃すると ・・・・・ 何時もなぜか?間の悪いコトに、買い物へ出掛けるお隣さんや散歩中のご近所衆に出会うこと暫し。。。

 「釣り姿・・・お似合いですヨ。。。」との声に、、、訳も無く恐縮しながら、、、足早に川辺へ向かうのみ。。。
この夕食卓のニュース・トピックスくらいには上がってるだろうナ・・・きっと。。。また、あそこのヒゲオヤジが釣りに出掛けてたようだと。。。

 まあ、、、こんな釣りバカでも、、、せめてご近所付合いくらい、万障滞り無くしたいと。。。 

 そんな周辺事情もあって・・・この夕刻も、18時30分まで Nymphing によるサンプリング活動に没入。。。
( それでも・・・密かに愉しんでたようナ。)


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 夕方のサンプリング採捕作業 = 18時30分のオトコの Nymphing は未だ続くようです。

皆さんは 熱狂の6月 そして 良い釣り旅を 。。。

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2011/06/08

山女魚釣り依頼 2011

 6月に入り、このところ晴天が続いた仙台では、初夏の強い日差しが広瀬本流の川面を照らすようになりました。

 5月末に降った大雨の影響なのか? それとも、、、平年より2~3週間ほど遅れているという田植え・農作業の影響なのか?  未だ、大分増水したままの広瀬本流には白っぽいニゴリが入り続け、、、本来の水色ではない状況。

 おまけに、、、山女魚達が広瀬川を巡る川旅のタイムスケジュール、そして水生昆虫達の羽化も例年通りとは進行していないようで・・・・・ 個人的に「気を揉む6月」を迎えています。

 まあ、、、こんな天候が続けば、、、スケジュールの遅れだっていずれ帳尻を合わせられる・・・と前向きな希望を持ち続けようと。。。 
来る年毎、満足な状況ばかり揃う事って、めったに無いですから。。。

 
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 この5月、「広瀬川に棲む山女魚の行動経路」調査資料として、宮城教育大学・棟方准教授の依頼により山女魚のサンプリング採捕の協力要請があり、(もちろん自発的・積極的に・・・)時間を作っては自宅裏の川辺に立つ日々を送っていました。

 期間等の制約ありあり「釣らねばならない・・・結果が何より優先される釣り」。。。 
普段は自らの愉しみの為、気侭でお気楽な釣りばかりしている自分にとって、『今回はちょいと釣り辛いナ』なんて状況の場合だと・・・なかなか精神的に・・・クルものがありまスね。

 まあ、、、そんなキテしまう・・・コトも密かに愉しめてる自分って、、、一体。


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 増水・強いニゴリの下、、、捕食効率を考慮すれば・・・水面下を3次元で探れる Nymphing が最も有効。

日中のカンカン照りの状況でも、増水したガンガン瀬の石裏のフィーディング・レーンを一筋ずつ丁寧に、流す層を意識的に変化させてそれこそ、嘗め回すようにして マダラ・Nymph を流し続ける。

 自身の五感+第六感を信じて、、、食い波へと流れる先糸の変化を読み取り、、、山女魚の魚信へと対応する。

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 そうして、、、セットフックが上手く行くと。。。

   グウ・・・ンッ!
  
   乗った。。。

 白泡が立つ激流に踊り込もうと、疾く重厚なローリングを続ける山女魚に応酬する R.L.Winston DL-4 8'#4 が激しく撓り続けて。。。


 6月も、今暫く、山女魚釣り依頼に応えるため、こんな渋いけれども密かに愉しい釣り・・・が続きそうです。

良い釣り旅を。。。


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