悲しみよこんにちは ~ 荒雄川C&R区間
街路樹の銀杏が黄金色に染まり、川辺に留まる秋色も冬に向かってモノトーンの深みへと向かうにつれ 釣り心が次第に渇いてゆく のは毎年のコトながら、、、震災後の秋は 沈殿する寂寥 が心に深く沁みています。
そんな 重苦しい寂寥 を振り払おうと、河川の全面禁漁が目前に控える霜月・11月中は僅かでも時間が空いたならクルマに飛び乗り、 荒雄川C&R区間 での鱒釣りへと・・・旅に出続ける日々。
寒々とした景色に溶け込み、孤独な鱒釣りを無心に繰り返すうち、、、大雨に降られる中・・・また、冷たい北風の吹く中での一瞬一瞬に生かされている実感を噛み締めていました。
仙台~荒雄川の往路そして復路、それぞれ90分程となる孤独なドライブの寂しさは自分が辛かろうと・・・・・震災後、初めてとなるCD音源を福島県相馬市にあるレコードショップ「モリタ・ミュージック」より直接購入。
実は・・・ダミ声系アーティストが好きな自分にとって気になっていた・・・療養明けの 桑田佳祐 のライブを直接観たというモリタ・ミュージック社長に 今回どうでした? と聞けば『 すごいヨガッタぞ! 』と絶賛することしきり。
さらに・・・2011年2月発売の9年振りとなったニューアルバム 「 MUSICMAN / 桑田佳祐 」 の初回生産限定盤 “MUSICMAN” Perfect Box ( ファンが探し回っているらしい? ) が店に1枚残してあるから、後で届けるよ・・・と。
まあ、そんな訳で幸運にも入手したアルバム「 MUSICMAN / 桑田佳祐 」の音を毎回聞きながら、11月の仙台~荒雄川往復を繰り返していたら。。。
或る夕暮れ、荒雄川辺の釣りで強い北風と冷たい雨のダブルパンチに見舞われ、ずぶ濡れのまま震えながらクルマを転がして急ぐ帰り道のコト・・・
♪ Hallo, my loneliness and good-bye, my loveliness.
愛しい人さえも去っていったよ
ひとりぼっちで雨に打たれて
心で願うのは…
“孤独(ひとり)じゃない”と知ること
何故かな? ♪
・・・・・アルバム MUSICMAN 収録曲 「悲しみよこんにちは / 桑田佳祐」 より
車載音源から・・・暖かな桑田佳祐のダミ声が穏やかな4ビートのベースをバックに流れ、凍てつく車内に ひっそりと沈殿していた寂寥 を追い出してゆく。。。
自ら無心に音楽そして毛鉤釣りへと打ち込んだ時代が次第に蘇り、出逢ったあの顔、この顔と行方定かでない仲間との風景を思い返すうちに、、、不意に涙がこぼれていました。
この11月に繰り返した荒雄川C&R区間への釣り旅は、自らへ新たな境地をもたらしたようです。
晩秋の荒雄川では、極小型のトビケラ・ピューパの流下時刻まで、静かに川辺で待ち続けた者だけが・・・川辺の祝福・・・を授けられる。。。そんな難しくも愉しい釣り。
水面直下をイレギュラー・ドリフトしながら、、、時にピクピク・・・と微かなイマージングを演出したなら。。。。。デカイ!のが水底から躍り出て来る。。。
雨の日も風の日も、、、また吹雪いた日もあった荒雄川辺での鱒釣り。。。
こうして、それぞれの鱒と画像で再会すると、その一瞬一瞬が釣り心に蘇って来るようです。
もう既に暦は師走に突入し、また生きてゆくため、そして仕事の雑事にあれこれ忙殺されています。
『 心は時の風に吹かれた! 』
ある音楽アーティストの為に、いつか書き下ろしていたコピーを皆さんに。
過ぎて来た記憶の中に今も生き続ける魚、、、明日の川辺で出逢うであろう魚、、、釣り心もまた時の風に吹かれて。。。
来るシーズンもそんな心誘う風が吹いてくれるコトを祈りながら。。。
良い旅を。。。































































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